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セラミック歯は老後までもつ?寿命や長持ちさせるコツを解説

セラミック歯は老後までもつ?寿命や長持ちさせるコツを解説

▼目次

 
 
セラミックは、見た目の美しさや耐久性から多くの方に選ばれています。しかし、セラミック歯が老後まで持つのか不安に感じる方も少なくありません。特に「どれくらいの期間使えるのか」「長く使うためにはどうすればいいのか」といった疑問を持つ方は多くいるでしょう。
今回は、セラミック歯の寿命や耐久年数、老後に起こりやすいトラブルや長持ちさせる方法について詳しく解説します。

1. セラミック歯の寿命はどれくらい?耐久年数の目安

セラミック歯の寿命は、一般的には10~15年程度といわれています。ただし、適切なケアや定期的なメンテナンスを行えば、それ以上長持ちさせることも期待できます。セラミックの耐久年数は、以下の要因によって変動します。
 
①セラミックの種類と品質
セラミックには、オールセラミックやセラミックメタルクラウン(内側が金属のもの)などの種類があります。
高品質のセラミックほど耐久性が高く、寿命も長くなる傾向があります。
 
②噛み合わせの状態
噛む力が強い方や、歯ぎしり・食いしばりの癖がある方は、セラミック歯に過剰な負担がかかり、寿命が短くなる場合があります。
 
③メンテナンスの頻度
定期検診やクリーニングを受けることで、セラミック歯が長持ちする可能性が高まります。
 
セラミック歯は耐久性が高い一方で、天然歯同様、適切なケアが必要です。寿命を延ばすためには、使用状況やメンテナンスが大きく影響します。
 

2. 老後に起こることが多いセラミック歯のトラブル

耐久性が高いセラミック歯ですが、老後には様々なトラブルが発生する可能性があります。以下に主なトラブルを詳しく解説します。
 
①歯肉退縮
年齢を重ねると、歯茎が下がる(歯肉退縮)ことがあります。これにより、セラミック歯と歯茎の間に隙間が生じ、見た目や機能面で問題が出る場合があります。
 
②接着部分の劣化
セラミック歯を固定している接着剤は、時間の経過とともに劣化することがあります。これにより、歯とセラミックの間に隙間ができ、むし歯が発生するリスクが高まります。
 
③噛み合わせの変化
老後には顎の骨が痩せたり、噛み合わせが変化することがあります。この変化によって、セラミック歯に偏った力がかかり、ひび割れや破損が起きる場合があります。
 
老後に備えるためには、歯周病予防や定期的なメンテナンスが重要です。
セラミック歯に異常が見られた際には、早めに歯科医師に相談することで、大きなトラブルを未然に防げる可能性が高まります。
 
 

3. 老後までセラミック歯を長持ちさせる方法

セラミック歯を老後まで長持ちさせるためには、日常的なケアや生活習慣が重要です。以下に具体的な方法を解説します。
 
①正しい歯磨きと口腔ケア
セラミック歯の寿命を延ばすためには、毎日の歯磨きが欠かせません。
磨き残しを防ぐために、歯科医師や歯科衛生士から正しいブラッシング方法を学ぶことをおすすめします。
歯間ブラシやフロスを使用して、歯の間の汚れもしっかり除去しましょう。
 
②歯ぎしりや食いしばりの予防
歯ぎしりや食いしばりがあると、セラミック歯に大きな負担がかかり、ひび割れや破損の原因になります。
夜間にマウスピースを装着することで、歯への過剰な力を軽減することが期待できます。
 
③定期検診の受診
セラミック歯の状態を維持するために、半年に一度は歯科検診を受けるようにしましょう。
歯周病や接着部分の劣化などを早期発見することで、トラブルを未然に防ぐことができるかもしれません。
 
④バランスの良い食生活
健康な歯や歯茎を保つためには、栄養バランスの取れた食事が重要です。
特にカルシウムやビタミンDを多く含む食品を摂取することで、顎の骨や歯の健康維持につながります。
 
⑤硬いものを避ける
セラミック歯は強い衝撃が加わると割れるリスクがあります。
氷や飴などの硬い食品を噛むことは避けましょう。
 
日常のケアを徹底し、専門的なアドバイスを受けることで、セラミック歯を老後まで健康に保つことが期待できます。
 
 

4. たまプラーザの歯医者 州デンタルオフィスのセラミック治療

 
横浜市青葉区たまプラーザの歯医者 州デンタルオフィスは、「見た目の美しさ」と「歯の機能の回復」を目的としたセラミック治療を行っております。しかしその土台となる歯や歯ぐきが健康でなければせっかく装着したセラミックを長持ちさせることはできません。
そのため州デンタルオフィスでは歯周病治療や精密根管治療を通じて、土台となる歯や歯ぐきの状態を整え、その上でセラミック治療を行います。
 
また、セラミック治療は治療後の定期的なメンテナンスも大切です。
早い段階でのセラミックの不具合や新たな歯の病気を見つけることは、一度装着したセラミックを長持ちさせることにも繋がります。
患者さんのお口の健康を守るため治療前も治療後も患者さん一人ひとりに合った提案をいたします。
万が一装着したセラミックが割れてしまうなどのアクシデントがあった場合でも、州デンタルオフィスでは5年間の保証を付けております。
 
横浜市青葉区たまプラーザの歯医者 州デンタルオフィスではセラミック治療の他にもオフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、歯肉ホワイトニング、咬筋ボツリヌス治療など見た目とお口の機能を向上させる治療も行っています。
 

まとめ

セラミック歯は、見た目の美しさや耐久性が魅力ですが、適切なケアをしなければ老後にトラブルが起きる可能性があります。
 
セラミック歯の健康を維持するには、正しい歯磨き、定期的なメンテナンス、生活習慣の見直しが必要不可欠です。トラブルを防ぐためにも、定期的に歯科医師に相談し、自分の口腔内環境に合ったケアを心がけましょう。
 
たまプラーザの歯医者 州デンタルオフィスでは、患者さん一人ひとりに合ったセラミック治療を提供しています。
横浜・たまプラーザ周辺でセラミック歯についてお悩みの方は、州デンタルオフィスまでお問い合わせください。

 

監修:州デンタルオフィス
院長 白𡈽 州